※2023年10月現在、<海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続してリアルマネーで賭博を行うことは犯罪>と警視庁から発表されています。
こんにちわ!Casino Talk編集部です!
今回は真面目な話。“オンラインカジノは違法か?合法か?”問題について初心者の方にでも分かるようできるだけ丁寧に解説しています。
特に今からオンラインカジノを始めたい!って人はしっかりとオンラインカジノの違法性について頭に叩き込んでおいてくださいね♪
目次
オンラインカジノって違法なの?合法なの?
オンラインカジノで遊ぶうえでおそらく一番気になるのがオンラインカジノって違法じゃないの??プレイしても大丈夫なの??という点だと思います。
結論から言うとオンラインカジノは違法ではありません。
何故違法ではないのかを細かく説明していきます。
オンラインカジノ運営には政府発行の運営許可の取得が必須。
オンラインカジノを運営するには各国政府が発行する運営許可書(ライセンス)を取得してその上で合法的に運営しています。
この運営許可ライセンスの取得は非常に厳しい審査を通過しないとライセンス取得は出来ないと言われています。
そして運営許可ライセンスを発行している国の中でも、特に審査基準が厳しいとされているのが以下の国です。
マルタ共和国
キュラソー島(オランダ領)
マン島
ジブラルタル(イギリス領)
イギリス
その他にも運営許可ライセンスを発行している国はありますが、どこの国から運営許可を受けているのかもオンラインカジノの信頼性を測る1つです。
第三者監査機関による定期監査がある。
オンラインカジノを運営するためには、各国政府が発行する運営許可ライセンスを取得して終わりではありません。その後も第三者監査機関による定期な監査を受ける義務があります。
そしてその監査ではゲームの公平性が保たれているか、運営会社の運営状況、プレイヤーへの還元率等が監査されます。この定期的な監査を通ることによって運営許可ライセンスを維持しています。
以上のことから厳しい審査を通過して運営許可を得て更に定期監査を通過している。かつ合法的に運営しているオンラインカジノは何一つ違法な点はありません。
日本国内からの利用は違法?合法?
オンラインカジノは合法でも日本にいながらインターネットを通じでオンラインカジノのをプレイすることは違法なのかどうか?これも結論から言いますと違法ではありません。それには以下の大きな理由があります。
オンラインカジノを取り締まる法律がない
そもそも2019年現在の日本の法律にインターネットを通じて合法と認められた海外のカジノをプレイする事を禁止する法律がありません。
そもそもの法律がないのに違法もくそありません。しかしオンラインカジノは海外の運営許可ライセンスを取得して合法的に運営しているから、日本でプレイするのは合法だというわけでもありません。法律がないのに違法も合法もない、いわゆるグレーゾーンということです。
賭博に関する法律とは?
2019年現在オンラインカジノを禁止する法律はありませんが日本の賭博に関する法律は以下の2種類があります。
単純賭博(刑法185条)と常習賭博及び賭博場開張等図利(刑法186条)です。この2つの法律の内容は以下の通りです。
単純賭博(185条)・・・賭博をしたものは、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。
常習賭博及び賭博場開張等図利(186条)・・・常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以下五年以上の懲役に処する
この2つの法律がオンラインカジノでプレイすることに該当するのかどうかですが適用はされません。この2つの法律は『胴元とお客さんが日本国内にいることが前提』とされています。
そもそもこの刑法が出来たのは明治40年です。賭博は賭場を開く胴元がいないとはじまりませんので無許可で賭場を開く胴元を取り締まる為に出来た法律です。そのためインターネットカジノ店は日本で無許可で賭場を開いているので摘発されて逮捕されます。
オンラインカジノの場合胴元である運営会社は海外にありしかもその海外で運営許可ライセンスを取得しているのでこの日本の法律は適用されないということになります。
インターネットカジノ店、闇カジノ店とオンラインカジノの違いは??
ここ何年かで有名人やスポーツ選手が闇カジノ店に出入りしていたとのニュース報道があり、インターネットカジノは違法だという認識がされていると思いますが報道にあるインターネットカジノ店とオンラインカジノは全くの別物です。その違いを詳しく説明します。
オンラインカジノ・・運営会社(胴元)が海外にあり運営に必要なライセンスを取得しており定期監査を受けて運営している。
闇カジノ・・・運営(胴元)は国内の反社会的勢力であり、繁華街の雑居ビルなどで実際にカードやチップを利用してカジノ賭博が行われている。
インターネットカジノ・・・運営(胴元)は国内の反社会的勢力であり、インターネットカフェ店を装いオンラインカジノを利用して客と直接お金のやりとりが行われている。
インターネットカジノ店はオンラインカジノを利用して日本国内で賭場を開いているので違法です。闇カジノ店同様に胴元が日本国内にあり日本で賭場を開いている事が法律に反するのでインターネットカジノ店は摘発されてます。
そしてインターネットカジノ=違法と認識されてオンラインカジノ自体も違法だと勘違いされていますが見ていただいた通り全然違います。
オンラインカジノを日本で利用しても違法ではないことが証明された。
2016年3月にオンラインカジノをプレイしていたとして3人が逮捕されるという事件がありました。逮捕された3人は略式起訴されました。略式起訴というのは軽犯罪の場合に自ら罪を認めて罰金を払うことで裁判にはならず判決が出るというものです。
しかしオンラインカジノをプレイしていたことが賭博罪にあたるのはおかしいとして略式起訴を受け入れずに裁判で争うことを選んだプレイヤーがいました。すると一転その人は不起訴になり無実を勝ち取りました。
実際に逮捕されたことは事実です。逮捕の理由は賭博罪の疑いですね。しかしそれを裁判にかけてもらおうとすると不起訴になったわけです。
この事件の詳細は別記事『違法でないことが証明される!オンラインカジノプレーによる日本初の逮捕者が不起訴となる!!』で詳しく書いていますので、しっかりと理解したい人はご覧くださいね!
この事件には様々な意見がありますがオンラインカジノを規制したい警察がプレイヤーを逮捕して略式起訴にすることが報道されればオンラインカジノは違法だというイメージを定着させることが狙いだったのかもしれません。しかし裁判で争う姿勢を見せた途端に不起訴になり裁判にもなりませんでした。
賭博罪の疑いで逮捕することが出来たとしてもそれを検察がオンラインカジノをプレイすることが違法であると立証することが出来ないとの判断だと言われています。
そして現在において日本国内でオンラインカジノのプレイヤーが対象となった賭博罪被疑事件はたった一件でありその一件は不起訴となったわけです。
日本にカジノが出来たらオンラインカジノも合法になるの??
2018年7月20日に特定複合観光施設区整備法(IR整備法・カジノ整備法)が成立し、ついに日本でもカジノが合法化することが確実となりました。
そこで気になるのは日本にカジノが出来るのであればオンラインカジノも完全に合法になるのでは??というこですが結論から言うと関係ありません。
カジノ法案とオンラインカジノについて以下にまとめていきます。
カジノ法案とは?
日本で成立したカジノ法案とは一言で言うと日本国内にランドカジノを作る為の法律です。
なので今現在の海外のオンラインカジノとは関係はありません。今回の法律の中でオンラインカジノについて書かれていることがないかチェックしたところ記載はされていません。しかし内閣会議に提出された資料にはオンラインカジノというキーワードがありました。
カジノ法案ではオンラインカジノは禁止されてる??
その中の資料に『オンラインカジノの禁止』『カジノ施設外から参加できるオンラインゲームは不可』という記載があります。しかし今のオンラインカジノが禁止されたわけではありません。
日本のカジノライセンスを受けた事業者は日本でのランドカジノ限定のライセンスでありオンラインカジノを運営することは禁止されているということです。
なので今現在オンラインカジノをプレイしているプレイヤーについてではなくこれから日本で出来るカジノの運営に対しての禁止事項でありオンラインカジノプレイヤーについての記載はありませんでした。
万が一の為に気をつけること
確かにオンラインカジノをプレイすることは違法ではないことは過去の例を見てわかりますがそれでも完全な合法ではなく、グレーゾーンであることも間違いありません。以下のことに気をつけていればトラブルに巻き込まれる可能性は限りなく低くなります。
大手オンラインカジノで遊ぶ
大手のオンラインカジノで今までプレイしてトラブルに巻き込まれたということは一度も聞いたことがありません。そして大手オンラインカジノは特に名前に傷が付くことを嫌がりますので徹底的にクリーンに運営することに注力しています。
もちろん運営許可ライセンスも取得しており第三者監査機関からの定期監査もパスしていますのであまり聞いたことが無いようなカジノサイトで遊ぶことは避けて安心できる大手オンラインカジノで遊ぶことを強くオススメします。
日本人ディーラーや日本人専用テーブルがあれば避ける
これも今までの前例にならって絶対に避けた方がいいです。大手オンラインカジノでプレイしていれば基本的にこのようなテーブルなどはありませんので大丈夫です。
日本人用のサポートがあるカジノと日本人用のテーブルがあるのは全然違う話なので気をつけてください。大手のオンラインカジノなどでは日本人用のサポートがついていますが日本人用のテーブルは存在しません。
チャットに個人情報を書き込まない
ライブカジノであればリアルタイムでチャットが出来るようになっていますが、そこにむやみに自分の個人情報などを書き込むのは当然今の時代危ないです。何があるかわかりませんので個人情報を書き込むことは避けましょう。
まとめ
オンラインカジノ自体は違法でもありませんしオンラインカジノを日本でプレイすることも違法ではありません。
しかしあくまでもグレーゾーンであり違法でも合法でもないということです。オンラインカジノをプレイしていて逮捕されるようなことは極めてありえないことだと思いますが、万が一のトラブルに巻き込まれない為にもきちんと運営許可ライセンスを取得している大手のオンラインカジノでプレイすることを強くお勧めします。