オンラインカジノ逮捕者が不起訴となる。

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※2023年10月現在、<海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続してリアルマネーで賭博を行うことは犯罪>と警視庁から発表されています。

こんにちわ!Casino Talk編集部です!

私は複数のオンラインカジノ公認配信者として活動させてもらっています。活動するうえで一番気になっていたのが『オンラインカジノをプレーして逮捕されないの?』というポイントです。

オンラインカジノをはじめる上で気になるのは『オンラインカジノって違法じゃないの?』『グレーゾーンって聞いてたのに逮捕されたって聞いたけど…』まだまだオンラインカジノは違法なのか合法なのかという部分で不透明なところがあるのでマイナスイメージがあると思います。

カジノは好きだけど逮捕される可能性があるなら怖いですよね。。

実際2016年3月にオンラインカジノのプレイヤーが逮捕される事件がありました。しかしその逮捕から10ヶ月後オンラインカジノが違法ではないことが証明されたのです。

2016年3月オンラインカジノプレイヤーが逮捕される!!

オンラインカジノ逮捕者が不起訴となる。

実際にこの事件の記事がありますので見ていきましょう。

※以下日経引用

3月10日、京都府警サイバー犯罪対策課などは、海外で開設された無店舗型オンラインカジノで賭博をしたとして、大阪府などの3人を単純賭博容疑で逮捕した。
無店舗型オンラインカジノで利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。
逮捕容疑はインターネットで接続するオンラインカジノ「スマートライブカジノ」で2月18~26日、「ブラックジャック」で賭博をしたとし、全員が容疑を認めたとのこと。
スマートライブカジノは、英国に拠点を置く登録制のオンラインカジノであり、日本語版サイトは2014年9月頃に開設された。日本語版の一当たりの売上高は約95万円(年換算では約3.5億円)。
利用者は会員登録し、クレジット決済の代行業者、電子マネーを通じて、外貨に換金し、賭博(賭け、払い戻し)する仕組み。
京都府警は2015年10月にサイトを発見。日本語版サービスは、ディーラーが日本人で、開業時間が日本時間の夕方から深夜に設定されていたから、京都府警は、事実上、国内の日本人向けにカジノが提供されていると判断。
クレジットカードの使用履歴などから容疑者を割り出した。

逮捕されたのは「スマートライブカジノ」でプレイしていた3人ですが、、

1.日本語版サービスのディーラーが日本人であった。
2.開業時間が日本時間の夕方から深夜に設定されていた。

この2点から日本人向けにカジノが提供されているとの判断で逮捕に踏み切ったということです。しかしこの「スマートライブカジノ」で遊んでいる日本人が3人だけなわけがありません。なぜこの3人が逮捕されたのか?

この「スマートライブカジノ」は他のプレイヤーのIDや賭けている状況もわかりクレジットカードで入金出来る。という点がありました。警察が逮捕しようと思って「スマートライブカジノ」に入れば実際に賭博をしている現場を(他人のベット状況が見ることができるので)抑えられるということです。そして逮捕された3人は自身のブログでIDやプレイ履歴の公開など全てが公開状態であった為に本人特定ができて逮捕となりました。

そして逮捕された3人は略式起訴となりました。略式起訴というのは軽犯罪の場合に自ら罪を認めて罰金を払うことで裁判にはならず判決が出るというものです。

オンラインカジノ逮捕者が不起訴となる。
編集長
戦うのが面倒くさかったんでしょうなw
 

しかしオンラインカジノをプレイしていたことが賭博罪にあたるのはおかしい!として1人のプレイヤーが略式起訴を受け入れずに裁判で争うことを選びました。

略式起訴を受け入れなかったプレイヤーが不起訴となる!

逮捕から10ヶ月後オンラインカジノのプレイヤー達にとても嬉しいニュースでした。

オンラインカジノ逮捕者が不起訴となる。※事件の弁護をした津田弁護士

以下の内容は逮捕されたプレイヤーのうち1名を弁護した弁護士さんのブログです。

本件の特徴は,当該賭博行為につき,海外で合法的なライセンスを得ている一方当事者である胴元を処罰することはできないところ,他方当事者であるユーザーを処罰しようとする点にある。

賭博行為について,刑事責任のメインは開張者(胴元)が負うのであり,賭博者(客)が負う責任はある意味で付随的である。
賭博犯の捜査は胴元の検挙を目的におこなうものであり,「賭博事犯の捜査実務」にもその旨記載がある。
そこには,些細な賭け麻雀を安易に検挙すべきでない旨の記載もある。胴元のいない賭博を安直に検挙することをいさめる趣旨である。

結果が出たのは,間違いのない事実である。
本日時点において,オンラインカジノプレイヤーが対象となった賭博罪被疑事件で争った案件は国内でただひとつであり,そのひとつは,不起訴となった。
言うまでもなく,不起訴は不処罰であり,何らの前科はつかない。平たく言うと「おとがめなし」ということだ。

 

この不起訴になったプレイヤーを弁護した弁護士さんのブログをまとめると、賭博法とは運営側を処罰する為にあり今回の運営は海外で合法的なライセンスがあり処罰出来ないのにユーザーだけを処罰するのはおかしい。不当な逮捕である』とのことです。

 

そしてこの弁護士さんが意見書を検察庁に提出すると不起訴になったとのことです。逮捕されて略式起訴にしておきながら裁判で争う姿勢をみせると不起訴になる。おかしいですよね?

この事件以降は??

 

このプレイヤーの方と弁護士の方が戦ってくれたおかげでオンラインカジノをプレイすることは違法ではないことが証明されました。そして2019年現在でもオンラインカジノでプレイしたことで逮捕された事件はこれが最後であり逮捕者は出ていません。

2019年現在オンラインカジノに関する法律はありませんので運営会社が海外で運営許可ライセンスを取得しているのであれば逮捕されることはありません。

この事件は様々な意見がありますが、オンラインカジノのプレイヤーが増えているためにそれをよく思わない警察が半ば見せしめに逮捕したともいわれています。なぜ警察があまりよく思わないかは、あくまでも私見ですがパチンコは警察庁の管轄ですので、パチンコ離れの追い風にもなっているオンラインカジノユーザーをこれ以上増やしたくはなかったのではないかと推測します。

それほどオンラインカジノはパチンコやスロットとは比べ物にならないくらいの勝ちやすさなので一度オンラインカジノをプレイすればパチンコスロットはやる気がなくなります。

そういった理由でこれ以上オンラインカジノユーザーを増やさないために強引に不当な逮捕に踏み切り、略式起訴にすることが狙いだったと思います。そこで略式起訴を受け入れずに裁判になることは想定外だったのでしょう。

裁判になれば逮捕の不当性が明らかになってしまいますので不起訴になったと考えるのが自然です。でなければ被害者がいるわけでもないオンラインカジノで逮捕されて不起訴になるというのは辻褄が合いませんからね…

まとめ

このオンラインカジノのプレイヤーが逮捕された事件はこれからのオンラインカジノ業界にとって非常に大きな事件となりました。

法律がないにも関わらずプレイヤーが逮捕されたこと、そしてそれ以上に大きかったのは裁判で争う姿勢を見せると不起訴、無罪放免になったことです。この事件以降オンラインカジノのユーザーは増えていますが逮捕者は一人も出ていません。違法ではないことが証明されたのです。

しかし何度も言っていますが違法ではないと証明されましたが合法だとも証明されていません。次はオンラインカジノが合法であると証明されるための法律が一日でも早く整備されることを願います。

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